時は大正年間。 古くから、よい涌水群があることで知られ、 “名水”のお墨つきがついていた秦野で、佐野老舗は産声を上げました。 初代の匠、佐野福蔵は現在の秦野市曽屋で、「橋本屋」の商号にて創業。佐野老舗の原点であり、創業当初より変わることのない、和菓子への想い、原材料へのこだわりはここから生まれ、大自然に囲まれた立地がもつ最良の素材と共に、和菓子作りを営んでまいりました。
▲大自然に囲まれた秦野の風景
昭和元年。 現在地へ移転した「橋本屋」は、「橋本屋号佐野菓子店」として新しいスタートを切りました。 そして、第二次世界大戦後の昭和30年代、福蔵は、さらに商号を変更。佐野老舗の原点「佐野製菓」として、日本の高度経済成長と共に和菓子の伝統を支えていきます。 そして、その10年余り後、2代目佐野昌平が想いを受け継ぎます。
▲佐野老舗の原点「佐野製菓」
佐野老舗でも大きな転機を迎えます。 昭和62年、3代目の佐野克年が伝統の味と想いを継承します。 佐野老舗の伝統をさらに多くの人に伝えるべく、平成4年12月「有限会社 菓匠佐野老舗」として、想いを新たにスタート。 最高の素材にこだわり、無二の味を目指して、皆様に感動のひとときをおくるべく、菓匠として精進しつづけています。
▲現在も秦野で和菓子づくりを営む
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